会の紹介
2025-2026年度代表挨拶
日本畜産学会若手企画委員会
代表 島元 紗希
2025-2026年度の(公社)日本畜産学会若手企画委員会代表を務めます、鹿児島大学の島元紗希と申します。当委員会は「研究分野や所属の壁を越えて若手研究者のネットワークを構築し、若手研究者の切磋琢磨により、個々の力の向上に貢献すること」を目的として、2005年度に立ち上げられました。発足から20年目を迎えますが、私自身、学生時代に当委員会の活動に参加したことが研究者を志すきっかけとなりました。参加する度に研究の楽しさや面白さを改めて実感することができ、縦や横に研究者とのつながりができたことは普段の研究生活を送るうえでとても心強いことでした。当時の私は、まさか当委員会の代表になるなんて想像もしていませんでしたが、イベントに参加した若手研究者の皆さんの研究生活が豊かになるような活動ができるよう、力を尽くしてまいります。
現在、当委員会は、日本畜産学会の年次大会の開催に伴ってランチョンセミナーとサイエンスナイトを企画しています。また、年に1回、学生や若手研究者が自身の研究についての成果を発表し、参加者と活発な意見交換やより深い議論を行う場としてサイエンスキャンプを企画しています。学生、ポスドク、大学教員、公的機関、民間企業など、立場や所属を問わない幅広い年代の研究者を対象に、研究生活のお役に立てるような内容を目指しています。堅苦しくなく、楽しく活動していますので、初めての方もお気軽にご参加ください。
また、当委員会は研究対象や分野がさまざまな委員で構成されています。ホームページには委員一人ひとりが研究者になるまでの道筋や研究紹介、日常生活や悩み、夢など赤裸々に語られたコラムも掲載しています。研究の道に進むか悩んでいる学生さんや、すでに研究の道を歩んでおられる若手研究者のみなさんにとっても、キャリアパスを考える助けになると思います。委員一同、一つ一つの活動に真摯に取り組み、若手研究者を元気に盛り上げてまいります。
最後に、若手企画委員会の活動は、財団法人旗影会のご支援により成立しております。この場を借りてお礼を申し上げます。